何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

私は思い出した全てを話す。

これで理解してくれるのかなぁ?

理解じゃない、理解してくれなくても。

私は春に会いに行く。


「私は春が好きなの。想いも伝えないといけない。今までの事も。だから、私は春に会いにいく。」

ごめんなさい。無責任だよね、ココを空けるなんて。総長である私が。

私はみんなを守らないといけないのに。


「無責任だってわかってる。でもっ...。」

翔と、声が重なった。

「お前は他人の分まで色々考えすぎなんだよ!俺達を頼れよ。みんな待ってるぜ?そうしてくれるのを。」

頼る?頼っていいの?

私がしっかりしないといけないのに。



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