何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

真っ暗だ。

「裏切られた」

春が言っていた。そして、

「殺したいほど憎くなった。」

まさにこの部屋が物語って居る気がした。

必要最低限しか置かない家具。

カーテンを閉め人の出入りも少ないのかとても...なんて言うんだろう?

不気味。それが合っているかも知れない、

ごめんね...。ごめんっ、春。

1人にさして、1人にしてしまってごめんね。

春はこの部屋でずっとずっと1人だったんだね。

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