何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
春の夢。
私はときどき夢を見ていた。
『花。好きだよ。』
顔が分からない。
あなたはだれなの?
私を呼ぶのはだれ?
『花が戻ってきますように。』
私を待っている、の?
『花っ花っっ。』
私を呼ぶのあなたは誰なの?
なぜ悲しそうに叫んでいるの?
あなたは何処にいるの?
ずっと探している。
私の失った記憶を。
でも、見つからなかった。
「星が綺麗だね!」
これは私。本当の笑顔で笑っている。
今の私はニセモノ。