何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

「あっ!思い出したぜ、、、。」

良かったぁ~。

これで手がかりをつかめる。


「白狼は、"ごめん。花っ。"って言ってたぞ?」

「それだけだけど。」とつけ加えて言った。

ハハッ。ダメだ。

もうダメ。春は私が好きなんだよね?

あの時、そう言ったよね?

でも、私と離れることを選んだ。

私なら、死にそうなくらい辛い。

もしかしたら、自殺をしてしまうかも知れないぐらい。

春が苦しんでる。春が心で泣いている。

急がないと。


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