【完】苦い思い出
これは私と彼女との…少し苦い思い出。
遡ること3年前。
私は大学生で、彼女は社会人。
私のバイト先の喫茶店で初めて会った。
彼女は私とは全然違う綺麗な人で、
最初は世界が違うと思った。
でも私は、その頃から彼女に惹かれていたのかも。
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「あーあ、この時間帯暇〜。」
「ほんとですね。
でも良かったです。
その時間に色々教えて貰えるので♪」
「勉強熱心だね〜
…よっしゃ、一肌脱ぎますか!」
「きゃー♡先輩かっこいっ!」
「(・∀・´+)ふふふ」
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カランカラン〜♪
「いらっしゃいませ。
ご注文はどうされますか?」
先輩は、音が聞こえると同時にレジへ直行した。
動きが早い。
バイトに慣れてきたけど、やっぱり先輩は凄いな〜
「ごゆっくりどうぞ〜」
そう考えているうちに終わったようだ。
「はい。じゃあ続きね。」
「お願いします…!」
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「よし、じゃあ次のお客さん来たら接客お願いね。」
「はーい。」
そう言い先輩は裏の片付けへと出ていった。
先輩って私にとっては頼りになるけど、彼氏さんの前では甘えただよね〜
ま、そのギャップも魅力の一つだけど♪
カランカラン〜♪
あ、お客さんだ!
「いらっしゃいませ。
ご注文はどうされますか?」
「初めて来たんですが、
オススメはありますか?」
「はい。
お飲み物はこちらのコーヒーが、
食べ物ですとこちらのオムライスが一番人気です。」
「じゃあそのコーヒーを一つ。」
「かしこまりました。
少々お待ちください。」
き、緊張したぁ。
何あの綺麗な人。
大人の女性ってああいう人の事言うんだろうなぁ〜
眼福眼福♪
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