溺愛体質なクラスメートくん
優しすぎるよ
いきなり昨日からはじまった星名くんとの同居。
いつもより早く起きてリビングに降りると。
「あ、花宮さんおはよ。朝、早いんだね」
「おはよう、星名くんこそ早いね。何してるの?」
星名くんは既に制服に着替え、朝からキッチンに立っていた。
まだ5時半とかだけど、もうお腹すいたのかな。
「ん?朝ごはんとお弁当作ってんの。花宮さんの分もちゃんとあるから待ってて」
ええっ!!
「それはあたしの仕事だよ?ゆっくり寝ててくれてよかったのに」
「花宮さん寝不足だったでしょ。昨日あくびばっかしてた。だからなんかできることないかなって思ってさ」