溺愛体質なクラスメートくん


「星名くんは何時くらいに行くの?」





「8時くらいかな」





一緒の時間だ〜。





「わかったよ。あっ、これうちの鍵だから渡しておくね」





「他人に自分の家の鍵、渡していいの?」





なんだか心配そうな顔の星名くん。





「だって、なかったら困るでしょ?1年も一緒に住むんだし。それに星名くんになら渡していいかなぁって」





鍵、なくしたりしなさそうだもん!





「…鍵、ありがと。絶対なくさないから」





「うん!」


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