ダルメシアンのような君【完】



「ほんとにおいしかった!おねーさんありがとう!」



玄関口で、彼は深々と頭を下げた。



「あの、迷惑じゃなければまた食べに来てもいい……?」



彼は少し潤んだ瞳で私を見つめた。


そんな綺麗な瞳で見つめられると断れない。



「まっ、また、食べに来なよ。感想聞かせて。えーっと名前は……」



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