17時、カフェオレ。
カフェオレ先輩…!?
***
夏休みが終わり、今日から授業が始まる。
「え、それだけ!?」
「う、うん…」
「え、それ以降に会話ないの!?」
「…うん」
「はぁー…」
カフェオレお兄さんのことを未希に話すと、すごく深いため息をつかれた。
まぁ…あの日以外会話も全くないし、しかも聞いたことは名前とかではなく、カフェオレが好きか?だけだもんね…
「あんたねぇ、その人がそんなにかっこいいならもっと自分からいかないと!」
「だ、だって緊張しちゃって…」
「大丈夫!優奈みたいな可愛い子に話しかけられて、不快に思う男子はいないから!!」
「そ、そんなこと…「大丈夫だから!」
「…はい」
頑張ります…。
頑張ろうって思うんだけど、実際目の前にいるとパニックになっちゃって、なにを話していいかわからなくなるんだもん…
「いい!?今日こそは名前聞いてきなさい!?」
「うー…、頑張るけど…」
そんなうまく、聞けるかな…不安しかないよ…