17時、カフェオレ。
17時、ミルクティー
翌日
「……なに、その俺邪魔な感じ」
「だって!私がいるならいいじゃないですか!」
私はマスターに、先輩がいる間はマスターはお店に立たないようにお願いした。
なんともわがままなお願いだけど…
「…なら、俺戻ってきたら優奈ちゃん上がることにする?俺も夜ご飯食べに来る人の準備とかもしないといけないし…
そしたらそのあとどこか一緒に行ったり、一緒に帰れたりするじゃん」
「…でも先輩と付き合ってるわけじゃないから、そこまでしていいかわかんないんですもん」
「いいじゃん、優奈ちゃんから誘えば。
優奈ちゃんから誘って嫌な気分になる男はまずいない!!
俺が保証する!!」
「だって恥ずかしいですもん!!」
「もう告ったんなら気持ちバレてんじゃねーか!」
そんな言い合いをしていたら
「こ、こんにちは…
会話、外まで聞こえてましたけど…」
「えぇっ…!?」
まさかの、先輩がご来店されていた。
知らぬ間に…