17時、カフェオレ。
17時、ミルクティー



翌日


「……なに、その俺邪魔な感じ」

「だって!私がいるならいいじゃないですか!」


私はマスターに、先輩がいる間はマスターはお店に立たないようにお願いした。
なんともわがままなお願いだけど…

「…なら、俺戻ってきたら優奈ちゃん上がることにする?俺も夜ご飯食べに来る人の準備とかもしないといけないし…
そしたらそのあとどこか一緒に行ったり、一緒に帰れたりするじゃん」

「…でも先輩と付き合ってるわけじゃないから、そこまでしていいかわかんないんですもん」

「いいじゃん、優奈ちゃんから誘えば。
優奈ちゃんから誘って嫌な気分になる男はまずいない!!
俺が保証する!!」

「だって恥ずかしいですもん!!」

「もう告ったんなら気持ちバレてんじゃねーか!」


そんな言い合いをしていたら


「こ、こんにちは…
会話、外まで聞こえてましたけど…」

「えぇっ…!?」


まさかの、先輩がご来店されていた。
知らぬ間に…


< 172 / 186 >

この作品をシェア

pagetop