塩対応彼氏の恋愛事情。
「だ、だって玲華!いつの間に名前呼びに…!」
「ついこの前。告白されてから」
「こくは…っふ!?」
つい大きな声で言ってしまいそうになり、玲華に手で口をおさえられた。
危ない危ない…。
「そ、それで急にそんな、付き添いなんて大丈夫なの…?」
玲華だからしっかりしてるし大丈夫だとは思うけど、少しだけ心配。
「私の心配じゃなくて自分の心配しな?プレゼント、一緒に選んであげられなくてごめんね。」
そう言って玲華は私の頭をポンポンと撫で、荷物を持ち出かけて行った。
羨ましくもあるかも。
私も絢くんの付き添いで県外でお仕事…
「…って、何よりまずプレゼント…!」
仕事終わりにちょっと色々寄ってみよう。
絢くんは今日帰り遅れるって言ってたし、今日を逃す手はない!