塩対応彼氏の恋愛事情。


「そんなに……食べれな………ん……」


……あれ。


「ベッド…?それに、服…!」


ソファでスーツのまま寝てたはずの私は、いつの間にかベッドでスウェット。

それは完全に家にいる時の私の服装で、手元にあった携帯もない。



「まさか…」


というより、絶対。
絢くんしかいない。




「あ、絢くーん…?」


こそっと寝室からでて、リビングのドアを開ける。

ここにはいない…ということは…



「きゃ…っ」

突然視界が真っ暗になった。

そして、このボディソープの香り…



「絢くん?」


後ろから抱きしめられてる。
絢くんが大きいのもあるし、私が小さいのもあるけど、身長差があるから私は絢くんにすっぽり。



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