そばに居たい(短編)
出会い
一目惚れ。
一目惚れだったんだ―――・・・。
高校入ってから、何の部活に入るか迷っていたとき高校に入ってできた親友の亜稀と、話していたときだった。
「亜未はどこの部活に入りたいの?」
「私はどこでも良っかな?」
「うちね、サッカー部のマネージャーになりたいんだ!だから、一緒に来てくんない?
「良いよ~」
亜稀と一緒にグランドに出たときだった。
ぱっとサッカー部とは反対の方向を見たときだった。
誰かがホームランを打ったんだ。
その人は、野球部のはずなのに“茶髪”で“ロン毛”だった。
すぐにその人に釘付けになった。
だって、野球部は坊主しかいないと思っていたから・・・。