【完】恋の治療は保健室で
「うぅ...ここは?」
見覚えのある天井。
「杉原さん起きた?ここは保健室だよ」
「薬師寺先生?」
「岡先生が杉原が倒れた!って言ってさっきまでここで騒いでたよ。大丈夫。ただの風邪だから」
「先生...あたし...」
「僕も最初聞いた時はびっくりしたよ。昨日、沢山泣いたから疲れて熱出たんだね。ごめんね辛い思いばかりさせて。熱、結構高いから今日はこのまま早退して病院行くよう親御さんに伝えておくよ」
「先生、今母も父も仕事で忙しくて...あたしなら一人で帰れますから」
「ダメだよ。病人を一人で帰す訳には行かない。しょうがない。僕が病院に連れていくよ。待ってて今、支度するから」
見覚えのある天井。
「杉原さん起きた?ここは保健室だよ」
「薬師寺先生?」
「岡先生が杉原が倒れた!って言ってさっきまでここで騒いでたよ。大丈夫。ただの風邪だから」
「先生...あたし...」
「僕も最初聞いた時はびっくりしたよ。昨日、沢山泣いたから疲れて熱出たんだね。ごめんね辛い思いばかりさせて。熱、結構高いから今日はこのまま早退して病院行くよう親御さんに伝えておくよ」
「先生、今母も父も仕事で忙しくて...あたしなら一人で帰れますから」
「ダメだよ。病人を一人で帰す訳には行かない。しょうがない。僕が病院に連れていくよ。待ってて今、支度するから」