【完】恋の治療は保健室で
「相手は誰?言わないと...今夜化けて出るよ〜」



「お願いだからそれだけはやめてー!」



がしっ!



「じっくり聞かせてもらうよ。屋上行くよ!」



「えっ、ちょっと若菜ま、待ってー!」



若菜に連れてかれ、あたし達は屋上でお弁当を食べながら話すことに。



「今日は暖かいね。太陽の光が気持ちいい。お弁当も美味しいね?」



「それで相手の方はどんな人?」



目を光らせながら聞いてくる若菜。


完全にロックオンされた。


これはもう逃げられそうにない...。



じー



「若菜近いよ?」



じー
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