【完】恋の治療は保健室で
うう〜。まだ腰が痛い。
「杉原さんおはよう。ねえ、調理実習の料理、誰に渡すか決めた?」
クラスの子で、今日の調理実習の時の同じ班の新田 若菜(にった わかな)が話しかけてきた。
「うん。薬師寺先生はどうかな?」
「薬師寺先生か。これは競走率高いね」
「なんで?」
「杉原さん知らないの?薬師寺先生って結構モテるんだよ」
「そうなんだ」
「薬師寺先生あまり話さないけど顔はイケメンだからね。先輩から聞いたんだけどね、去年のバレンタインの時、薬師寺先生にチョコ渡そうと百人くらいの女子が来たんだって」
「杉原さんおはよう。ねえ、調理実習の料理、誰に渡すか決めた?」
クラスの子で、今日の調理実習の時の同じ班の新田 若菜(にった わかな)が話しかけてきた。
「うん。薬師寺先生はどうかな?」
「薬師寺先生か。これは競走率高いね」
「なんで?」
「杉原さん知らないの?薬師寺先生って結構モテるんだよ」
「そうなんだ」
「薬師寺先生あまり話さないけど顔はイケメンだからね。先輩から聞いたんだけどね、去年のバレンタインの時、薬師寺先生にチョコ渡そうと百人くらいの女子が来たんだって」