【完】恋の治療は保健室で
「お前に何が分かる。冬和はもう居ないんだ。何も思うはずがない」
「龍也、僕を恨むなら恨め。だが、冬和や杉原さんを悲しませるような事はするな。次傷つけるようなことがあるなら僕は君を、君が僕を恨んでいるのと同じように許さない」
「兄貴...俺は冬和姉ちゃんのこと、今まで兄貴に聞かされてきたのが真実なんだと思っていた。でも今日ではっきりしたよ。違ったんだな。兄貴はいつもテニスの試合で勝ってかっこよくて俺の憧れだった。俺もそれに憧れていて今まで頑張ってきた。だけど今は違う。今の兄貴は昔憧れていた人じゃない」
「俺は帰る。ぶって悪かったな」
「兄貴!皆すまない。俺も帰るわ」
「私も。今日は解散。薬師寺先生、奏のことお願いします」
「任せて。平川君、今日はありがとうね。龍也とはまた改めて話そうと言っといてくれ」
「はい」
「龍也、僕を恨むなら恨め。だが、冬和や杉原さんを悲しませるような事はするな。次傷つけるようなことがあるなら僕は君を、君が僕を恨んでいるのと同じように許さない」
「兄貴...俺は冬和姉ちゃんのこと、今まで兄貴に聞かされてきたのが真実なんだと思っていた。でも今日ではっきりしたよ。違ったんだな。兄貴はいつもテニスの試合で勝ってかっこよくて俺の憧れだった。俺もそれに憧れていて今まで頑張ってきた。だけど今は違う。今の兄貴は昔憧れていた人じゃない」
「俺は帰る。ぶって悪かったな」
「兄貴!皆すまない。俺も帰るわ」
「私も。今日は解散。薬師寺先生、奏のことお願いします」
「任せて。平川君、今日はありがとうね。龍也とはまた改めて話そうと言っといてくれ」
「はい」