小さな恋は大きな理想
第1章
1人で居るのが好きだった。
だけど、本を読むのも勉強をするのも嫌いだった
1人でいる理由なんて簡単で、単に人が嫌い。なだけだった。
暇つぶしに行った図書館で太陽の日を浴びた君に出会った。
”とくん”と心臓がはね。
僕は君の虜になった。
いや、違う。
そこに居た全員が彼女の虜になっていた。
それほど彼女には魅力があって、彼女にはヒカルものがあった
理由もなく。
彼女は人じゃないとおもった。
だって僕が嫌いな人は、こんなにも綺麗じゃないから、
こんなにも僕を虜にしないから
君は特別。
君は人間じゃなく
女神だった
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