君の隣で
そんな事言われたら、もう気持ちを止める事なんて出来ないよ。
「バイト、結構楽しくてさ。続けてるんだ。
今日は、さすがに忙しくて休めなくて」
「今日に間に合わなかったらどうしようかと…
うぉ!?は、はるっ!?」
あたしはもう涙がとまらなくて。
陸人がすごくあせってるのがわかる。
困りながらも、あたしの頭を撫でて、涙が止まるまて待っててくれた。
「なぁ…春…??」
「…ん?」
あたしはまだ鼻もズルズルで不細工。
問いかける陸人の真剣な顔にドキドキした。
「俺のもんになって…?」