ほんとは、ずっとキミのこと、
真夢は私を家まで送ってくれた。

「おかえりー!まなむ」
お母さんの声が聞こえる。
笑顔で迎えるお母さんと反抗期な真夢。
簡単に想像できる。


私は、、、
「ただいま、、、」
もう何年も「おかえり」を聞いてない。


「お父さん、お母さん、なんで私を置いて行ったの?なんで死んだの?」
私は小さい頃、よく真夢や叔母さんに聞いていたっけ。
< 7 / 35 >

この作品をシェア

pagetop