国際ロマンス詐欺?いいえ!純粋な恋です
カフェで絵麻はコーヒーを飲んでいた。国際ロマンス詐欺の捜査が順調に進んでいるため、自分へのご褒美だ。このカフェのコーヒーはコーヒー好きの間ではおいしいと評判のところで、絵麻もご褒美としてよく通う。
「やっぱり組織的な犯行だったわね。そろそろアジトへ突入する頃かしら?」
国際ロマンス詐欺の犯人たちは、新宿にあるとあるビルに集まって女性たちを騙しているらしい。
「……このケーキおいしそうね。頼もうかしら」
絵麻が新メニューと書かれたケーキを見て、注文しようとした刹那、「すみません」と英語で話しかけられた。
「お隣、座ってもよろしいですか?」
絵麻は「いいですよ」と答え、くるりと相手の方を見る。そして固まった。
「えっ……。あなたは……」
絵麻の目の前にいたのは、Facebookで何度もやり取りをしたエドワードだった。アイコンの写真をよく見ていたので覚えている。
「あなたは、絵麻さんですよね?ようやく会えて嬉しいです」
「やっぱり組織的な犯行だったわね。そろそろアジトへ突入する頃かしら?」
国際ロマンス詐欺の犯人たちは、新宿にあるとあるビルに集まって女性たちを騙しているらしい。
「……このケーキおいしそうね。頼もうかしら」
絵麻が新メニューと書かれたケーキを見て、注文しようとした刹那、「すみません」と英語で話しかけられた。
「お隣、座ってもよろしいですか?」
絵麻は「いいですよ」と答え、くるりと相手の方を見る。そして固まった。
「えっ……。あなたは……」
絵麻の目の前にいたのは、Facebookで何度もやり取りをしたエドワードだった。アイコンの写真をよく見ていたので覚えている。
「あなたは、絵麻さんですよね?ようやく会えて嬉しいです」