こじらせ社長のお気に入り
「おい。瑞樹は俺の親なのか?」

「そんなようなものでしょ。さあ、いい加減仕事に戻りましょう」

副社長にも私達のことを理解してもらえて、なんだかホッとした。

あとは勇斗のことだ。彼をこれ以上傷付けないためにも、ちゃんと話さないと。
今後の社長の予定をチェックして、終業後、勇斗に会えそうな日をピックアップした。













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