継母がこんなに幸せでいいのでしょうか!?村一番の嫌われ者だったのに、三つ子たちとコワモテ公爵に溺愛されて困惑中です
ジークの銀色の髪も、鋭い目も、たくましい腕も、その腕にある無数の傷跡さえも、彼のものはすべて愛おしく思う。
恋をするとはこういうことだったのか。ジークに出会って、初めて知った。
心臓は早鐘のようにドクドクと打ちつけ、体の芯がかぁと熱くなる。ジークを見つめるエイミの瞳は熱っぽく潤んでいた。
「ジーク様。わたし……」
エイミはジークにしなだれかかった。
「エイミ……」
彼はふわりとエイミの体を受け止めてくれた。彼の腕がエイミの背中に回り、引き寄せられるようにソファに倒れこんだ。
エイミが押し倒したような恰好だが、仕掛けたのはジークのほうだ。
「ジーク様……」
もう言葉はいらない。そう言うかのように、ジークの大きな手がエイミの言葉を遮った。
恋をするとはこういうことだったのか。ジークに出会って、初めて知った。
心臓は早鐘のようにドクドクと打ちつけ、体の芯がかぁと熱くなる。ジークを見つめるエイミの瞳は熱っぽく潤んでいた。
「ジーク様。わたし……」
エイミはジークにしなだれかかった。
「エイミ……」
彼はふわりとエイミの体を受け止めてくれた。彼の腕がエイミの背中に回り、引き寄せられるようにソファに倒れこんだ。
エイミが押し倒したような恰好だが、仕掛けたのはジークのほうだ。
「ジーク様……」
もう言葉はいらない。そう言うかのように、ジークの大きな手がエイミの言葉を遮った。