必殺スキル<子守り>だけで公爵夫人になっちゃいましたが、ほのぼの新婚ライフは幸せいっぱいです
「お母さんとしてナットを守ってあげなきゃいけないのに……情けない」
思わずアルにこぼすと、彼に鼻で笑われた。
「ナットは烏ちゃんにお母さんになって欲しいとは思ってないだろうよ。ナットやリーズはそんなに子供じゃない」
「でも……」
「お姉さん。そのくらいのポジションで見守ってやればいいんじゃないか。できもしない仕事を引き受けるのは、かえって迷惑だよ」
アルはいちいち辛口だが、言っていることは正しい。お母さんになろうとは、たしかにおこがましいのかも知れない。
「いや。姉ちゃんとも思ってねーけど」
「うん、私も。なんならエイミは妹分って感じだけど。ねぇ、アンジェラ?」
「私にとってはライバルだから。永遠に」
背中ごしに声が届いた。驚いて振り返ると、そこにはナットとリーズとアンジェラが立っていた。
思わずアルにこぼすと、彼に鼻で笑われた。
「ナットは烏ちゃんにお母さんになって欲しいとは思ってないだろうよ。ナットやリーズはそんなに子供じゃない」
「でも……」
「お姉さん。そのくらいのポジションで見守ってやればいいんじゃないか。できもしない仕事を引き受けるのは、かえって迷惑だよ」
アルはいちいち辛口だが、言っていることは正しい。お母さんになろうとは、たしかにおこがましいのかも知れない。
「いや。姉ちゃんとも思ってねーけど」
「うん、私も。なんならエイミは妹分って感じだけど。ねぇ、アンジェラ?」
「私にとってはライバルだから。永遠に」
背中ごしに声が届いた。驚いて振り返ると、そこにはナットとリーズとアンジェラが立っていた。