恋愛回数券


「バイトッて…お前なあ~。仕事の間違いだろ?!」


雅巳の知識不足には呆れる。

まあ…そんな、天然キャラが熟女達の“飼いならす”母性本能を擽るんだと改めて思った。


「ぇえ?!だって、ミキ言ってたから。『あたしのやってる事はバイトなの。一生の仕事とは思ってなぃから』ッてさ。」


こじつけに思える雅巳の返答に成瀬はホイップを吹き出した。

「なんゃあ~?!その言い方あ~アホらし。」


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