恋愛回数券
普通の恋人同士なら、軽く笑って、優しい暖かい春風の様な台詞で慰めるのが男のする事だ。
しかし、俺はそんな生易しくなんか接してやらない。
だって…俺は恋人じゃあなぃから。
「言い訳なんかぃいから。人、待たしといて…ウザいし。俺、帰るわ。」
冷たく、見下す。
トゲの様な台詞を涙目の女に浴びせた。
俺の精一杯の愛情…
女は、俺の言葉を聞くや否や、腕に絡み付いて号泣した。明らかに、俺が、悪い様に他人の目に映るだろう。
でも、俺は気にせず力付くで振り払い睨み付けた。
肩に皺を寄せて…口を下げる。
この時、口ピアスが一段と恐怖心を演出さするんだ。
女は、少しビク付いてたが、俺の服の裾を着かんで離さない。