新婚未満のかりそめ初夜~クールな御曹司は淫らな独占欲を露わにする~
「俺らにも教えてくださーい!」
「くださーい!」
ノックもナシに部屋に入ってきた大家さんと金子さんに、私たちは驚き固まる。
そんな私とジョージさんを見て、ふたりはニヤリと笑った。
「そろそろ涼ちゃん起きたかなと思って声をかけにきたら、おもしろい話をしているじゃない? 思わず陸を呼んじゃったよね」
「彩香とふたりで聞き耳を立てていたら、ジョージがあまりに歯ガ浮くような恥ずかしいことを言うものだから、我慢できず入ってきちゃったよ」
「ごめんね、ジョージ。涼ちゃんにキスのときの呼吸の仕方を伝授させてあげられなくて」
必死に笑いをこらえながら「ごめん」という大家さんと金子さん。
えっと、つまりジョージさんとの一連のやり取りを聞かれていたってことだよね?
状況が理解できると逃げ出したくなるほど恥ずかしくて、慌ててジョージさんから離れてベッドから降りた。
するとますますふたりは、ジョージさんをからかう。
「ジョージってば、好きな子にはイジワルしちゃうタイプだったのね」
「いや~あんなセリフを言うジョージの顔も見たかったよ。どんな顔をして言っていたんだ? 今見せてくれよ、ほら」
「お前ら……!」
「くださーい!」
ノックもナシに部屋に入ってきた大家さんと金子さんに、私たちは驚き固まる。
そんな私とジョージさんを見て、ふたりはニヤリと笑った。
「そろそろ涼ちゃん起きたかなと思って声をかけにきたら、おもしろい話をしているじゃない? 思わず陸を呼んじゃったよね」
「彩香とふたりで聞き耳を立てていたら、ジョージがあまりに歯ガ浮くような恥ずかしいことを言うものだから、我慢できず入ってきちゃったよ」
「ごめんね、ジョージ。涼ちゃんにキスのときの呼吸の仕方を伝授させてあげられなくて」
必死に笑いをこらえながら「ごめん」という大家さんと金子さん。
えっと、つまりジョージさんとの一連のやり取りを聞かれていたってことだよね?
状況が理解できると逃げ出したくなるほど恥ずかしくて、慌ててジョージさんから離れてベッドから降りた。
するとますますふたりは、ジョージさんをからかう。
「ジョージってば、好きな子にはイジワルしちゃうタイプだったのね」
「いや~あんなセリフを言うジョージの顔も見たかったよ。どんな顔をして言っていたんだ? 今見せてくれよ、ほら」
「お前ら……!」