青春sparkling
時間は朝の9時ね]
[何するん?]
[来てからのお楽しみ]
[わかった、咲穂誘ってく]
[おけ]
(いつも通り訳の分からないやつ)
暇つぶしにはちょうどいいと思いながら
咲穂にも連絡を入れた。
朝。
9時10分前。
起きる気配がない。
誘った本人が起きないなんてあるのか。
誘われた他のメンツは起きてる。
まさかの時間指定の本人だけ遅刻なんて
本当に俊太らしい。
公園に着くと,眠そうに目を擦って
ベンチに座っているまさがいた。
初めてあったらしい地元民におどおどしながら
話しかけられてもシャイなとこが目立つ。
「まさ,シャイボーイだね笑」
「うるっせぇ!笑」
なんでこいつ私には強気なんだか。
でも内心安心する私もいた。
私にまでシャイだったらどうしようと思って
ドキドキしていたのだから。