青春sparkling
優しい落ち着いた声が耳を
包んでいく感覚が蘇る。
この不思議さは何にも変えられない。

どうしてこんなに落ち着くんだろう。
それはきっとこの声に依存してるから。
精神安定剤を飲むよりも
この声を聞いている方が安心する。
たわいもない会話なはずなのに
パズルのピースがはまったかのように
心が潤っていくのだから。

でも永遠じゃない。
わかっているからこそ辛い。
永遠に続けばいいのに。
そんなことを思いながら
聞いていると自然と涙が溢れた。
いつからだろう。
こんなに不安になってしまったのは。

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