青春sparkling
次の日。
私は空模様と同じくらい晴れない心に
頑張って嘘をつきながら過ごしていた。
それでも思い出す。
嬉しそうな惚気ているあいつの声を。
明日の今頃には
あの子の彼氏になっているのかなって
考えただけで過呼吸になりそうだった。
家に帰ってもその気分が晴れることはなく
帰ってくるなら部屋に閉じこもっていた。
思い出すだけで自然と溢れる涙…
どうしたらいいのかも分からず、
イヤホン越しに聞こえる失恋ソングに
心を濡らしていた。
その瞬間聞き覚えのある音楽とともに
LINEの通知音が聞こえる。
「もしもし」
「。まさ…?」
「あーれ、俺振られちゃったよぉ〜?笑」
「…、え?」
両思いに見えた2人が。
まさは泣き笑いどころか吹っ切れたのか
普通に笑っていた。
なんで本人じゃなくて私が涙で
ガシャガシャなのか全くわからない。
安堵と混乱が渦を巻く。
慰めてあげたいのに慰めの言葉が
全然出てこない。
それより期待の方が膨らんで。
その瞬間、多分恋に落ちた。
私は空模様と同じくらい晴れない心に
頑張って嘘をつきながら過ごしていた。
それでも思い出す。
嬉しそうな惚気ているあいつの声を。
明日の今頃には
あの子の彼氏になっているのかなって
考えただけで過呼吸になりそうだった。
家に帰ってもその気分が晴れることはなく
帰ってくるなら部屋に閉じこもっていた。
思い出すだけで自然と溢れる涙…
どうしたらいいのかも分からず、
イヤホン越しに聞こえる失恋ソングに
心を濡らしていた。
その瞬間聞き覚えのある音楽とともに
LINEの通知音が聞こえる。
「もしもし」
「。まさ…?」
「あーれ、俺振られちゃったよぉ〜?笑」
「…、え?」
両思いに見えた2人が。
まさは泣き笑いどころか吹っ切れたのか
普通に笑っていた。
なんで本人じゃなくて私が涙で
ガシャガシャなのか全くわからない。
安堵と混乱が渦を巻く。
慰めてあげたいのに慰めの言葉が
全然出てこない。
それより期待の方が膨らんで。
その瞬間、多分恋に落ちた。