記憶を失っても。【完】
桜「楽しみだねっ」

陽「あぁ、そうだな」

陽翔くんと遊ぶの初めてのはずなのに、

懐かしく感じるのはなんで…?

桜「……。」

急に私が黙り込んだからか、

陽翔くんは首を傾げた。

陽「…どうした?

急に黙って。」

桜「…あー、ううん!

何でもない!行こっ」

「何名様ですか?」

陽「2人です」

「それでは〇番にどうぞ」

乗車

桜「楽しみだね〜」

陽「…だな」

そして出発した。

桜「あははっ

面白くないっ?!」

陽「面白い」

陽翔くんはニコッと笑ってくれた。

桜「…っ…」

笑った顔は初めて見たからか、

私の顔は赤くなってしまった。

陽「大丈夫か?気分悪い?」

心配かけちゃったみたい。

桜「…ううんっ

むしろ元気だよ!」

陽「…そっか。」

こうして、を乗り終えた。

陽「ジェットコースター行くか。」

桜「うん!」
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