記憶を失っても。【完】
- S I D E 尚 -

菜々香と計画していた。

陽翔を連れだして本音を吐かせる。

いやぁ...計画通りにちゃんとするとか、俺偉くね!?
陽「何乗るんだ?尚。」

尚「ん〜。

コーヒーカップね!」

陽「わかった。」

……頑張るしかないか。

そして乗車をし、回し始めた。

尚「なぁ、陽翔」

陽「何?」

尚「…お前ってさくが好きなんだろー」

陽「……。」

尚「図星だろ」

陽「…あぁ!そうだよ!

悪いかー!?」

…おい、陽翔くんや?

やけくそに言わないでくれないか?

尚「じゃあ、パレードの後に一つ乗るからその時に告れ!」

陽「やだ」

おいおいおい。やだじゃねぇよ

てか即答すんなよw

尚「何でだよー?」

陽「…フラれるのが怖いから。」

……はぁ?フラれるのが怖いから?w

尚「陽翔の馬鹿

そんなちっぽけな理由で、告らないとか馬鹿だよ!」

陽「……。」

尚「俺だって不安だったけど、

頑張って菜々香に告ったんだよ。」

陽「……。」

尚「だからお前も頑張れよー」

陽「…わかった。」

そう陽翔が言ったと同時にアトラクションが終了した

尚「じゃあ、パレードの後頑張れよ?」

「…わかった。」

頑張ってくれよ?

俺の親友。

- S I D E E N D -
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