記憶を失っても。【完】

尚「…陽翔」

陽「ん?」

尚「いつか、お前に助けを求めるかもしれない。

だから、覚えておけ。


…絶対に何があっても動揺するな。」

陽「…わかった。」

尚「ありがとな」

陽「いーえー」

尚「……棒読みで言わないでよ、尚くん悲し〜い〜」

陽「…寝るか。」

尚「無視かい!

まぁ、いっか。おやすみ〜」

陽「あぁ。おやすみ。」



俺にはわかった。


陽翔は何かがあることを察しているはず。


…頼むぜ。俺の親友。


- S I D E E N D -
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