記憶を失っても。【完】
-Side 菜々香-

最悪だ。
桜と陽を会わせてはいけないとわかっていたのに

神様は意地悪だ。

菜「桜、少し待ってて。」

桜「?わかった。」

私の親友、花咲 桜はとにかくモテる。

本人は自覚なしだが。告白系は本人が

知る前に私が断っている。

見た目は、可愛く綺麗。

ぱっちりとした二重の黒色の目。

髪は、栗色で下ろすと胸あたりまでの長さ。
よくアレンジなどをしている。


パタパタパタパタパタパタ

菜「尚」

尚「ん〜?」

菜「放課後、空けといて。」

尚「…わかった。」

そう。何も言わなくても、尚にはわかるのだ。

私が言いたいことを。

私の家族、桜と陽の家族は、桜と陽が知らない事

を知っている。

………………それは、2人の過去だ。
この話はまた後ほどお話しましょう。

そろそろ戻らないと、桜が心配する。


-Side 菜々香 end-
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