愛は惜しみなく与う⑥
「からかってるやん!可愛い言うな!」
は?
杏はそう言って足元の扉をあけて、また地下に潜った。
「可愛いって、怒られるのか…?」
杏にしか言ったことがないから分からないけど…褒めてるのに、怒られるのか。
難しいな
入っていいかわからないけど、入口はもうわかったから…入るか
杏が潜った扉
開けてみれば、本当に映画で見るような秘密の地下室的な
誰だよこんなの作ったの
畑の中にある地下室
なんとも不釣り合いな…
階段を下りれば、小さな部屋が
そこに杏は居た
「ここは?」
「げ!なんで入ってくんの!」
そんなに嫌がられたら傷つくんだけど…
秘密基地のようなその場所は、可愛いランプで照らされて、意外と明るい場所だった。
そして何か気づいたのか、杏は急に俺をこの部屋から出そうとする。
「ちょ、ちゃんと話すし、上行ってて」
「なんで…ここの方が涼しいのに」
外はまだまだ暑いんだけど、この地下室はひんやり涼しい。
杏に押されて階段に脚をかけたが、部屋の一角にある、ある物が目に入った
は?
杏はそう言って足元の扉をあけて、また地下に潜った。
「可愛いって、怒られるのか…?」
杏にしか言ったことがないから分からないけど…褒めてるのに、怒られるのか。
難しいな
入っていいかわからないけど、入口はもうわかったから…入るか
杏が潜った扉
開けてみれば、本当に映画で見るような秘密の地下室的な
誰だよこんなの作ったの
畑の中にある地下室
なんとも不釣り合いな…
階段を下りれば、小さな部屋が
そこに杏は居た
「ここは?」
「げ!なんで入ってくんの!」
そんなに嫌がられたら傷つくんだけど…
秘密基地のようなその場所は、可愛いランプで照らされて、意外と明るい場所だった。
そして何か気づいたのか、杏は急に俺をこの部屋から出そうとする。
「ちょ、ちゃんと話すし、上行ってて」
「なんで…ここの方が涼しいのに」
外はまだまだ暑いんだけど、この地下室はひんやり涼しい。
杏に押されて階段に脚をかけたが、部屋の一角にある、ある物が目に入った