愛は惜しみなく与う⑥
再会
泉と雄作さんのところへ戻る。
あの後志木に連絡しても、つながらなかった。またなんか忙しくなったんかな?
なーんて考えながら、東堂の敷地から東堂組の敷地に入る。
「…誰かいる?」
「やんな。泉も思う?」
なんやろか。気配がするというか…
みられてるような気がするというか…
悪意ある視線じゃないからええんやけど、なんやろか?
玄関に回り、文武両道って書かれた看板を見ながら玄関の引き戸をひけば……
「隙ありぃぃぃ!!!」
っていう大きな声と共に、何かが飛びかかってくる。
咄嗟に飛びかかってくるのを引っ掴んで……
「いってーーー!ゴリラ女!!!!手加減しろや!!!」
無意識に背負い投げをしたら
あたしの目の前に倒れたのは
朔だった
え?
なに?なんでおるん?
「杏が勝つに賭けておいて良かったです」
「え、新?え?みんな…おる」
朔はとりあえず置いておいて、玄関には、新に響に慧も居て…
そして
ここ最近、1番見たかった顔があった。
もうしつこいってくらい見てたのに、少し会わないだけで寂しくて
「志木!!!!!」
あの後志木に連絡しても、つながらなかった。またなんか忙しくなったんかな?
なーんて考えながら、東堂の敷地から東堂組の敷地に入る。
「…誰かいる?」
「やんな。泉も思う?」
なんやろか。気配がするというか…
みられてるような気がするというか…
悪意ある視線じゃないからええんやけど、なんやろか?
玄関に回り、文武両道って書かれた看板を見ながら玄関の引き戸をひけば……
「隙ありぃぃぃ!!!」
っていう大きな声と共に、何かが飛びかかってくる。
咄嗟に飛びかかってくるのを引っ掴んで……
「いってーーー!ゴリラ女!!!!手加減しろや!!!」
無意識に背負い投げをしたら
あたしの目の前に倒れたのは
朔だった
え?
なに?なんでおるん?
「杏が勝つに賭けておいて良かったです」
「え、新?え?みんな…おる」
朔はとりあえず置いておいて、玄関には、新に響に慧も居て…
そして
ここ最近、1番見たかった顔があった。
もうしつこいってくらい見てたのに、少し会わないだけで寂しくて
「志木!!!!!」