大嫌いなアイツ〜幼馴染は今日も私を〜
イレギュラー
イレギュラー
「あれ、本当にいいわけ?」
体育の授業中。
試合でドリブルからの3人抜き、シュートを鮮やかに決めたアイツは今日も女子に囲まれている。
そういえばアイツ、中学はバスケ部だった。
運動神経良いんだから、何か部活でも入ればいいのに。
そんなアイツの様子を見て、私は瑞樹にいつものように聞くけれど、瑞樹の答えは何度聞いても同じだ。
「だから良いんだって。私もそれを承知で付き合った訳だし」
「ふーん」
やっぱり何度聞いても納得いかない。
瑞樹がそれで良いって言うなら、良いのかもしれないけれど。
「あれ、本当にいいわけ?」
体育の授業中。
試合でドリブルからの3人抜き、シュートを鮮やかに決めたアイツは今日も女子に囲まれている。
そういえばアイツ、中学はバスケ部だった。
運動神経良いんだから、何か部活でも入ればいいのに。
そんなアイツの様子を見て、私は瑞樹にいつものように聞くけれど、瑞樹の答えは何度聞いても同じだ。
「だから良いんだって。私もそれを承知で付き合った訳だし」
「ふーん」
やっぱり何度聞いても納得いかない。
瑞樹がそれで良いって言うなら、良いのかもしれないけれど。