【完】じれったい恋愛~激甘同級生は私の旦那さま!
*彼の独占欲*
ホテルにチェックインして、部屋に入る。
『陽子…』
私を抱きしめる彼の力が、いつもより強い…。
『さっきはごめん。
あんな、ヤキモチなんて焼いて…』
『ううん、私の方こそ、不安にさせてごめんね。
でも、正直うれしかったよ。けんちゃんがヤキモチ妬いてくれて。私に対して独占欲?みたいなの持ってくれてること嬉しい!って思った』
『えっ?本当に?嬉しかった?
俺に呆れたりしなかった?』
嬉しそうにする彼。
『全然!むしろ、私をこんなに想って、愛してくれてるんだなぁ、って思った。
私を誰にも取られたくない、みたいな…』