【完】じれったい恋愛~激甘同級生は私の旦那さま!
*初めての2人の夜*
驚いたように私を見ながら、だんだん嬉しそうな表情になる彼。
『陽子からキスしてくれるなんて、珍しいね。嬉しいよ。もう一回して?』
照れたように、顔を赤らめながらそんな事をいう彼。
何だか、私まで照れちゃう…。
でも、せっかく勇気を出して自分からキスしたんだから、彼のリクエストに応えよう!
言われるままに、私はもう一度、彼にキスをした。
さっきした軽めのキスより、もっと長く、角度を変えながら何度もキスをした。
『もう、我慢できない。陽子がほしい…』
そう言って、私にキスをする。
優しくて甘くて大好きな彼のキス。
『陽子には、こんな大胆な一面もあるんだな(笑)』
そう言いながら、彼のキスはどんどん加速していくみたい…。
激しくなる2人の息づかい。
彼のキスは、激しく深い、愛が伝わってくるものだった。