一生ものの恋をあなたと
1時間後
「蓮くん、可愛いなぁ。
本当にほろ酔いだとよく喋るんだ。
まだ1時間で半分も呑んでないけど。」
「新しい蓮発見だわー。」
「でも…これじゃ、お持ち帰りされそうだね。
怖いオネエさんに。」
「え!お持ち帰りですか?
テイクアウトですね!
この時間だったら〜コンビニくらいかなぁ。
一走り行ってきますよ!
あ!ピザだ!
ピザ買ってきます!
テイクアウトだと半額なんですよ〜!」
「…いや、そのお持ち帰りじゃなくて。」
「蓮…天然なの?」
「蓮くん、お腹空いてたら、ピザは俺が作ってあげるよ。」
「ええ!いいんですかー?
ペパロニがいいです!」
「……なるほど、なるほど。」
「櫂人、氷足して。」
「はいよー。」
思い出せば恥ずかしい限りのこのやり取り。
恐ろしいことに、記憶は確かで。
いつも寝てしまうまでの俺の記憶は、残念なことに、次の日も残っているみたいなんだ…。
櫂人さんのピザは、デリバリーのピザとは違い、生地も手作りの、最高に美味いピザだった。
「蓮くん、可愛いなぁ。
本当にほろ酔いだとよく喋るんだ。
まだ1時間で半分も呑んでないけど。」
「新しい蓮発見だわー。」
「でも…これじゃ、お持ち帰りされそうだね。
怖いオネエさんに。」
「え!お持ち帰りですか?
テイクアウトですね!
この時間だったら〜コンビニくらいかなぁ。
一走り行ってきますよ!
あ!ピザだ!
ピザ買ってきます!
テイクアウトだと半額なんですよ〜!」
「…いや、そのお持ち帰りじゃなくて。」
「蓮…天然なの?」
「蓮くん、お腹空いてたら、ピザは俺が作ってあげるよ。」
「ええ!いいんですかー?
ペパロニがいいです!」
「……なるほど、なるほど。」
「櫂人、氷足して。」
「はいよー。」
思い出せば恥ずかしい限りのこのやり取り。
恐ろしいことに、記憶は確かで。
いつも寝てしまうまでの俺の記憶は、残念なことに、次の日も残っているみたいなんだ…。
櫂人さんのピザは、デリバリーのピザとは違い、生地も手作りの、最高に美味いピザだった。