一生ものの恋をあなたと
「6年前だろ?
2人は…大学生か。
蓮くんはどこの大学だ?」
「W大。」
「と言うことは、そこで出会ったわけないから、
そのもっと前から付き合ってたんだ。
高校の時から。
…お前、美央ちゃんから何も聞いてなかったのか?」
「それは、俺も考えてた。
美央はおそらく知らない。
知ってたら、俺には言うはずだ。
きっと、誰も知らないんじゃないか。
まさか、愛に彼氏がいたなんてな…。
それが、この蓮とは…。
……近々、会うな。」
「お前の結婚式だな。
確かに、確実に再会することになる。
…さっきの復縁宣言、蓮くんなりに覚悟決めてるんじゃないか?」
「…だったら。
俺も、ちょっと考えないとな…。
愛は俺にとって、妹も同然だ。
それに、蓮も。
コイツはいいヤツだよ。
口下手なりに一生懸命で、真っ直ぐなヤツだ。
愛にも相応しい。
愛にも蓮にも幸せになってほしいんだ。
誠には…諦めてもらおう。
そろそろ、妹離れしてもらわないとな。
ちょうど紫も帰ってくる。
いい頃合いだろう。」
2人は…大学生か。
蓮くんはどこの大学だ?」
「W大。」
「と言うことは、そこで出会ったわけないから、
そのもっと前から付き合ってたんだ。
高校の時から。
…お前、美央ちゃんから何も聞いてなかったのか?」
「それは、俺も考えてた。
美央はおそらく知らない。
知ってたら、俺には言うはずだ。
きっと、誰も知らないんじゃないか。
まさか、愛に彼氏がいたなんてな…。
それが、この蓮とは…。
……近々、会うな。」
「お前の結婚式だな。
確かに、確実に再会することになる。
…さっきの復縁宣言、蓮くんなりに覚悟決めてるんじゃないか?」
「…だったら。
俺も、ちょっと考えないとな…。
愛は俺にとって、妹も同然だ。
それに、蓮も。
コイツはいいヤツだよ。
口下手なりに一生懸命で、真っ直ぐなヤツだ。
愛にも相応しい。
愛にも蓮にも幸せになってほしいんだ。
誠には…諦めてもらおう。
そろそろ、妹離れしてもらわないとな。
ちょうど紫も帰ってくる。
いい頃合いだろう。」