一生ものの恋をあなたと
防音室…
それは知らなかった…。
多分あの部屋だよね。
まこちゃんのマンションは独身なのに
何故か3LDK。
リビングダイニングに、寝室、まこちゃんの趣味の部屋、使ってない部屋。
しかも、その使ってない部屋は寝室より大きいかもしれない。
ずっと変だと思ってたのよ。
あれは…紫ちゃんのグランドピアノのための
お部屋だったんだ…。
「良かった…。
まこちゃん、思い続けた甲斐、あったね!
それで、さっきから姿が見えなかったのね。」
「ホント、なんで今日?って感じだけどね。
フフフ…。
誠くん、長谷川の両親に挨拶してたみたい。
けじめね。」
「それは大事なことよ!」
「…うん。
だから、愛、遠慮なく使って?
海が見えるジャグジーがあるみたいだから!」
「え〜!
嬉しいなぁ。
じゃあ遠慮なく使わせてもらいます。」
「これが鍵。」
そう言って渡されたのはNo.が書かれた紙ケースに入ったカードキー。
「愛の荷物はもう移動してるから。
勝手に運んでもらっちゃった!」
「…断らせないつもりだったんじゃん。
…でも、ありがとう。」
それは知らなかった…。
多分あの部屋だよね。
まこちゃんのマンションは独身なのに
何故か3LDK。
リビングダイニングに、寝室、まこちゃんの趣味の部屋、使ってない部屋。
しかも、その使ってない部屋は寝室より大きいかもしれない。
ずっと変だと思ってたのよ。
あれは…紫ちゃんのグランドピアノのための
お部屋だったんだ…。
「良かった…。
まこちゃん、思い続けた甲斐、あったね!
それで、さっきから姿が見えなかったのね。」
「ホント、なんで今日?って感じだけどね。
フフフ…。
誠くん、長谷川の両親に挨拶してたみたい。
けじめね。」
「それは大事なことよ!」
「…うん。
だから、愛、遠慮なく使って?
海が見えるジャグジーがあるみたいだから!」
「え〜!
嬉しいなぁ。
じゃあ遠慮なく使わせてもらいます。」
「これが鍵。」
そう言って渡されたのはNo.が書かれた紙ケースに入ったカードキー。
「愛の荷物はもう移動してるから。
勝手に運んでもらっちゃった!」
「…断らせないつもりだったんじゃん。
…でも、ありがとう。」