一生ものの恋をあなたと
「じゃあ、斎くんと美央の結婚式で会うことは、お兄ちゃんも知ってたの?」
「…あ、あぁ、まぁ…知ってたかな…。
いや!
何か企んだり、意味があって黙ってたわけじゃないんだ。
俺達…俺と仁も、本当のところ、何があったか定かではなかったから、変に介入することも出来なくて…。
…だから、自然に任せようと思った。
きっとね、本当に想いあってたら、何も心配することないだろうって思ったんだよ。
…でも、その通りになっただろ?」
「…うん。
私、結婚するよ。」
「良かったな。
おめでとう!
…若干一名、悲しむ奴がいるけどな…」
「え? なに??」
「いや、こっちのこと。
誠も父親になる事だし、めでたい事尽くめだな。
「うん! まこちゃん、嬉しそうだったよ〜。
紫ちゃん、やっとゲット出来たんだもんねぇ。
でも、本当に付き合ってだんだね。
今更だけど。
なんか都市伝説みたいに思ってたよ。」
「都市伝説って…。
離れていてもちゃんと想い合ってたのは確かだよ。
誠、今年のゴールデンウィーク、オタク仲間とヨーロッパ周遊って言ってただろ?
あれ、紫ちゃんの演奏旅行に付いて周ってたんだよ。」
「!」
「…あ、あぁ、まぁ…知ってたかな…。
いや!
何か企んだり、意味があって黙ってたわけじゃないんだ。
俺達…俺と仁も、本当のところ、何があったか定かではなかったから、変に介入することも出来なくて…。
…だから、自然に任せようと思った。
きっとね、本当に想いあってたら、何も心配することないだろうって思ったんだよ。
…でも、その通りになっただろ?」
「…うん。
私、結婚するよ。」
「良かったな。
おめでとう!
…若干一名、悲しむ奴がいるけどな…」
「え? なに??」
「いや、こっちのこと。
誠も父親になる事だし、めでたい事尽くめだな。
「うん! まこちゃん、嬉しそうだったよ〜。
紫ちゃん、やっとゲット出来たんだもんねぇ。
でも、本当に付き合ってだんだね。
今更だけど。
なんか都市伝説みたいに思ってたよ。」
「都市伝説って…。
離れていてもちゃんと想い合ってたのは確かだよ。
誠、今年のゴールデンウィーク、オタク仲間とヨーロッパ周遊って言ってただろ?
あれ、紫ちゃんの演奏旅行に付いて周ってたんだよ。」
「!」