一生ものの恋をあなたと
「誰も聞いてないだろ。
それより、結婚ってなんだよ!
急過ぎないか!?」
「あ、うん。
本当に急に決まったの。
いや〜決まる時は決まるんだねぇ〜。
怒涛の展開に私が1番驚いてるよ。」
「…お前、いつの間に付き合ってたんだ!?
聞いてない…」
「あー、うん…。
美央でさえ言ってなかったから。
誰にも話してなかったの。
あ!
そういえば、尊、あの時いたよね?
私と蓮が出会った時。
高3の11月ミサだよ。
私が入祭に遅れそうになってて…
その時、大聖堂の裏の出入口にいた男子生徒。
覚えてないと思うけど…。」
「高3…遅刻しかけてたのは覚えてる。
でも、男がいたのは気付かなかった…。
…え!? その時出会ったのか!?
なんでだよ!?
なんでそいつなんだよ!」
「…え?
なんでって言われても…。
初めはね、お兄ちゃんに似てたんだよ。
感じが。
今はそんなに似てると思わないけど。」
「聖くんに…。
……ハァ…。
俺以外に、愛の側に男がいると思わなかった。
…なぁ、俺がずっとお前のこと好きだったって
知ってたか?」
「…え? エェ〜!?
し、知らないよ!
そんなの一言も…」
それより、結婚ってなんだよ!
急過ぎないか!?」
「あ、うん。
本当に急に決まったの。
いや〜決まる時は決まるんだねぇ〜。
怒涛の展開に私が1番驚いてるよ。」
「…お前、いつの間に付き合ってたんだ!?
聞いてない…」
「あー、うん…。
美央でさえ言ってなかったから。
誰にも話してなかったの。
あ!
そういえば、尊、あの時いたよね?
私と蓮が出会った時。
高3の11月ミサだよ。
私が入祭に遅れそうになってて…
その時、大聖堂の裏の出入口にいた男子生徒。
覚えてないと思うけど…。」
「高3…遅刻しかけてたのは覚えてる。
でも、男がいたのは気付かなかった…。
…え!? その時出会ったのか!?
なんでだよ!?
なんでそいつなんだよ!」
「…え?
なんでって言われても…。
初めはね、お兄ちゃんに似てたんだよ。
感じが。
今はそんなに似てると思わないけど。」
「聖くんに…。
……ハァ…。
俺以外に、愛の側に男がいると思わなかった。
…なぁ、俺がずっとお前のこと好きだったって
知ってたか?」
「…え? エェ〜!?
し、知らないよ!
そんなの一言も…」