一生ものの恋をあなたと
そして、クリスマスの次の日だった。
親にはクラスのみんなと出かけると言って、夜、蓮と2人でイルミネーションを観に出掛けた。
「綺麗ね…」
「あぁ。」
「私、こんなふうに歩いてイルミネーションを観にくるの初めてなの。
いつも、父の車の中からチラッと見るだけ。」
「…俺は…テレビで見た。」
「本当?
蓮ならデートで何度も来てそうだけど。」
「な!…は、初めてだ。」
「…そうなんだ。
フフフ…一緒だね。」
蓮と一緒に観られて良かった。
今日はクリスマスの次の日だからか、人が少ない。人混みが少ない分、空気がキーンと張り詰めている様な冷たさがある。
雪が降りそうな冷たさだ。
でも、私の心はじんわりと温かい。
やっぱり、ふわふわした真綿の上を歩いているみたい。
イルミネーションの通りを抜けて、駅近くの小さな公園までたどり着いた。
親にはクラスのみんなと出かけると言って、夜、蓮と2人でイルミネーションを観に出掛けた。
「綺麗ね…」
「あぁ。」
「私、こんなふうに歩いてイルミネーションを観にくるの初めてなの。
いつも、父の車の中からチラッと見るだけ。」
「…俺は…テレビで見た。」
「本当?
蓮ならデートで何度も来てそうだけど。」
「な!…は、初めてだ。」
「…そうなんだ。
フフフ…一緒だね。」
蓮と一緒に観られて良かった。
今日はクリスマスの次の日だからか、人が少ない。人混みが少ない分、空気がキーンと張り詰めている様な冷たさがある。
雪が降りそうな冷たさだ。
でも、私の心はじんわりと温かい。
やっぱり、ふわふわした真綿の上を歩いているみたい。
イルミネーションの通りを抜けて、駅近くの小さな公園までたどり着いた。