一生ものの恋をあなたと
「あ、あのね?
こんな、すごいの頂いちゃって、ちょっと出しにくいんだけど…私からもあるの。」
「…え」
「あの…ちょっと、被っちゃったかも…」
「…何?」
私はリボンのかかった小さな箱を取り出した。
「開けてみて。」
「……」
暗くて、表情が見えにくいけど、蓮の顔も少し赤い気がする。
リボンを取るだけだから、箱を開けるのはすぐだ。
「……」
「あ、あのね!
シルバーアクセは、若い男の子でもするって、お店の人に聞いて。
……その、クロスモチーフは、別にキリスト教徒じゃなくても誰でも出来るから…。
少し、男性っぽいデザインなんだよ。」
なんとなく、クロスを押しつけていると思われたら、蓮が引いてしまうかもしれない思って、つい早口で言い訳の様に説明してしまった。
それに、プラチナとシルバーじゃゼロが一つ違う。これが私の精一杯なんだけど…。
こんな、すごいの頂いちゃって、ちょっと出しにくいんだけど…私からもあるの。」
「…え」
「あの…ちょっと、被っちゃったかも…」
「…何?」
私はリボンのかかった小さな箱を取り出した。
「開けてみて。」
「……」
暗くて、表情が見えにくいけど、蓮の顔も少し赤い気がする。
リボンを取るだけだから、箱を開けるのはすぐだ。
「……」
「あ、あのね!
シルバーアクセは、若い男の子でもするって、お店の人に聞いて。
……その、クロスモチーフは、別にキリスト教徒じゃなくても誰でも出来るから…。
少し、男性っぽいデザインなんだよ。」
なんとなく、クロスを押しつけていると思われたら、蓮が引いてしまうかもしれない思って、つい早口で言い訳の様に説明してしまった。
それに、プラチナとシルバーじゃゼロが一つ違う。これが私の精一杯なんだけど…。