一生ものの恋をあなたと
「愛…俺、愛が欲しい。」
「…っ! 蓮⁉︎」
「俺を受け入れて欲しい。」
いつも、ポツポツとしか喋らない蓮が、こんなにハッキリ言い切るなんて…。
私は…。
同世代の女の子と違って、私は貞節にこだわっている。宗教的にも、貞操観念はしっかり持っていて、ずっと、ただ1人の人のために純潔を捧げるものだと思っていた…。
私にとっての、ただ1人の人は…………
「………いいよ。
私は………蓮のものだよ。」
「…愛っ!」
2人ともまだ実家に住んでいる今、
2人きりになれるところは、ラブホテルしか思いつかなかった。
初めて入ったラブホテルは、思ったよりケバケバしいイメージではなく、お洒落な一人暮らしの部屋に遊びに行った感じ。
でも、中央にある広いベッドは明らかに違和感がある。
「…っ! 蓮⁉︎」
「俺を受け入れて欲しい。」
いつも、ポツポツとしか喋らない蓮が、こんなにハッキリ言い切るなんて…。
私は…。
同世代の女の子と違って、私は貞節にこだわっている。宗教的にも、貞操観念はしっかり持っていて、ずっと、ただ1人の人のために純潔を捧げるものだと思っていた…。
私にとっての、ただ1人の人は…………
「………いいよ。
私は………蓮のものだよ。」
「…愛っ!」
2人ともまだ実家に住んでいる今、
2人きりになれるところは、ラブホテルしか思いつかなかった。
初めて入ったラブホテルは、思ったよりケバケバしいイメージではなく、お洒落な一人暮らしの部屋に遊びに行った感じ。
でも、中央にある広いベッドは明らかに違和感がある。