一生ものの恋をあなたと
「それに俺も、彼女が裏切るわけないのに…。
裏切られたと思って、やり直すことを諦めてしまいました。
でも、結局忘れることが出来なくて、
今に至ります。
すみません、女々しい男で。」
「…別に、女々しくはないだろ。」
「あぁ。
さっきも言ったように、一途なヤツは嫌いじゃない。むしろ、好感は持てるよ。」
「…すみません。
あの、俺のせいで時間取ってしまいましたね。
どうぞ、お出かけください。
俺もこの議事録終わったら退社しますから。」
「いや、こっちこそ、プライベートに踏み込みすぎだった。」
「ああ。悪かったな。」
全然悪くないです。
俺が傷つけたのは、あなたの妹なんです。
さっき、神聖化してると言ってたくらい大切にしてる、あなたの妹なんです‼︎
結局俺は、真実を言えずにその場をやり過ごし、
頭を抱える羽目に陥ってしまった。
……でも。
やっぱり、愛は裏切ってなかった。
確認しなかった俺が悪い。
あの時、ちゃんと声をかけてたら…
自分の詰めの甘さを痛感した。
過去はどうしようもない。
しかしこれで、懸念事項は消えた。
愛に、今現在、大切な人は居ないようだ。
だったら、俺がもう一度告白しても、愛を苦しめることはないはずだ。
ポジティブに考えよう。
裏切られたと思って、やり直すことを諦めてしまいました。
でも、結局忘れることが出来なくて、
今に至ります。
すみません、女々しい男で。」
「…別に、女々しくはないだろ。」
「あぁ。
さっきも言ったように、一途なヤツは嫌いじゃない。むしろ、好感は持てるよ。」
「…すみません。
あの、俺のせいで時間取ってしまいましたね。
どうぞ、お出かけください。
俺もこの議事録終わったら退社しますから。」
「いや、こっちこそ、プライベートに踏み込みすぎだった。」
「ああ。悪かったな。」
全然悪くないです。
俺が傷つけたのは、あなたの妹なんです。
さっき、神聖化してると言ってたくらい大切にしてる、あなたの妹なんです‼︎
結局俺は、真実を言えずにその場をやり過ごし、
頭を抱える羽目に陥ってしまった。
……でも。
やっぱり、愛は裏切ってなかった。
確認しなかった俺が悪い。
あの時、ちゃんと声をかけてたら…
自分の詰めの甘さを痛感した。
過去はどうしようもない。
しかしこれで、懸念事項は消えた。
愛に、今現在、大切な人は居ないようだ。
だったら、俺がもう一度告白しても、愛を苦しめることはないはずだ。
ポジティブに考えよう。