【紙コミックス①巻11/8発売②巻12/6発売✨】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
意表を突かれてしまった私の胸はキュンキュンしまくっている。
同時に、当然隼にイジメられるものだと思い込んでしまっていたという、罪悪感にも苛まれ、できることなら、隼のことを警戒して身構えてしまっていた自分のことをぶん殴ってやりたいくらいだ。
そこへきて最後には、本当に安堵したって表情で、
「でも、良かったです。夢じゃなくて」
そう言ってきた隼に、私の身体はさっきよりも強い力でぎゅうっと掻き抱くようにして抱きすくめられていた。
そうすることで、確かに夢じゃないんだ、と自分自身に、言い聞かせようとでもしているかのように……。
お陰で、胸はさっきからずっとキュンキュンしっぱなしだし。
昨夜も遅くまで隼と愛し合っていた名残もあって、下腹部までキュンキュン疼いて、恥ずかしいことに、もうすっかり潤いを取り戻してしまっているようだ。
それを、私の身体を抱きすくめている隼が気づいてないはずがない。
しばし私の身体をぎゅっと抱きすくめていた隼がなにやら急に、もぞもぞと私の身体の下で動くような気配がして、直後、私の足の裂け目にそうっと手を這わしてきた。