【紙コミックス①巻11/8発売②巻12/6発売✨】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
 朝起きた時には、私が隼の無防備な可愛い寝顔を眺めていたけど、今度は逆の立場で目を覚ますことになってしまった。

 隼の逞しい腕に包まれて目を覚ますのは、とっても安心するし幸せなんだけど……。

 寝てるときの自分がどんな表情をしているかなんて分かんないし、涎を垂らしてなかったかが心配で、ゆっくり幸せの余韻を味わっているような余裕なんてなかった。

 そんな私の心配なんて知らないんだろう隼は、甘えるようにじゃれついてきて、寝起きの私の顔や身体の至るところに甘やかなキスを降らせるからなおさらだ。

 ……とは言いつつも、隼の甘やかなキスがあまりにも心地良くて、私はすぐに酔いしれて骨抜きにされてしまうのだけれど。

 ようやく納得したらしい隼の甘やかなキス攻撃がおさまると、今度は当然のことのように隼に抱き上げられた私は、お姫様抱っこでバスルームまで運ばれてしまい。

 隼に全身隈なく丁寧に洗われて、そこでも絶倫な隼の立派な昂ぶりの暴走によって、私の身も心もとろっとろに蕩かされる羽目になったのだった。

 お陰で、私は暫く使い物にならない状態にされてしまった。
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